気になる!アパート売却のメリット・デメリット

投稿者: suntrust1818 投稿日:

アパートを売るべきか悩んでいる方は少なくないはずです。
アパートを売却するということは、高額なお金が絡んでくるのでためらうのも仕方ありません。
そのためらいを払拭するためにも、アパート売却のメリット、デメリットは把握しておきたい項目かと思います。

そこで今回は、得られるいくつかのメリットデメリットをわかりやすく解説していきます。

 

アパート売却のメリット

現金化することができる

当然ですが、売却すると相応の現金が手に入ります。
ローンの返済に困っているのであれば、売却で得た資金を使って住宅ローンを完済することができます。
完済すれば銀行保証料が戻ってくるだけでなく、その後の利子負担がなくなります。

また、売却で得た資金でより条件の良いアパートに買い換えすることも可能になります。
火災保険や地震保険等に加入していれば、申請するといくらかお金が戻ってくることがあります。

どのような契約を結んでいるのかにもよりますが、アパート自体の売却による現金と、保険等からの現金を手にすることもできるのです。
他にも、相続したアパートの場合、売却して現金化することでアパートのままで所有するよりも遺産分割がしやすくなります。

 

 

維持費が不要になる

アパートなどの不動産は、時間の経過によって老朽化していきます。
たとえ使用していなくても、定期的に建物のメンテナンスや土地の手入れをする必要があります。

この時にかかるお金が少額であれば良いですが、額が大きくなることもあるかと思います。
また、少額でも長い期間支払いを続けていれば、大きな負担となってしまいます。

しかし、売却をしてしまえばそれらの維持費が不要になります。

 

 

税負担が軽減される

使っていない土地を所有していると固定資産税や都市計画税などの税金を支払う義務が発生します。
ですが、売却することでこれらの税負担を減らすことが可能になるのです。

どのくらいの額が徴収されるのかと言うと、以下のようになります。

固定資産税・・・「固定資産評価額×税率」

固定資産評価額は各自治体にある固定資産課税台帳に記載されています。
税率は自治体ごとに自由に決められていますが、標準税率はおおよそ「1.4%」です。

都市計画税・・・「固定資産税評価額×税(0.3%)」

0.3%というのは制限税率になります。

アパートを売却すると、これらの税が軽減されるのです。

 

 

 

アパート売却のデメリット

売却費用がかかる

アパートを売却する場合には、譲渡費用として印紙税測量費仲介手数料といった費用が発生します。

売買契約書には印紙が必要ですので、印紙税が掛かります。
額は以下のようになります。

記載された契約金額 本則税率
100万円を超え500万円以下 2千円
500万円を超え1千万円以下 1万円
1千万円を超え5千万円以下 2万円
5千万円を超え1億円以下 6万円
1億円を超え5億円以下 10万円
5億円を超え10億円以下 20万円
10億円を超え50億円以下 40万円
50億円を超えるもの 60万円

次に、土地の境界などを確定するために測量が必要となり、こちらも費用が発生します。
土地の広さや必要な調査、官民査定の有無などによって金額は前後しますが、測量費用はおおよそ35~80万円と言われています。

土地の形が複雑であったり、市有地や国有地と隣接していたりする場合は高額になることもあります。

また、不動産会社の仲介料もかかります。
仲介手数料は、法律で上限が決められており、上限額は売買価格によって%が変わります。
仲介手数料の上限額は以下の通りです。

・200万円以下・・・取引物件価格(税抜)×5%+消費税
・200万円超400万円以下・・・取引物件価格(税抜)×4%+2万円+消費税
・400万円超の場合・・・取引物件価格(税抜)×3%+6万円+消費税

 

 

時間と手間がかかる

アパートを売却するまでには、様々な手続きが必要です。

不動産相場の調査をし、信頼できる不動産会社を見つけ、査定を依頼します。
そして、不動産会社に仲介を依頼し、アパートを売り出します。
購入希望者が現れると交渉を始めて、物件情報を確認してもらい、納得して頂ければ売買契約を結べます。
最後に不動産を引き渡しとなります。

アパート1つに対してこれだけの手続きを行うので、時間も手間もかかると思います。

また、買い手が見つからなければ当然のことながら売却資金を得ることはできません。
売却は、自分の思い通りのタイミングや価格で売れない可能性もあります。

すぐに売却出来たらいいですが、ある程度期間が掛かることを覚悟しておかなければなりません。
長ければ半年程度かかることもあるので、計画的に進めることが大切です。
アパート売却の流れを詳しく知りたい方は、 「アパート売却ってどうしたらいい?気になる流れとは」をご参考ください。

 

 

まとめ

不動産売却には現金化できる、維持費や税金をなくせるなどのメリットがあります。
ただし売却にはある程度の時間がかかります。

メリットデメリットの両方が存在するのです。
今回紹介したことを踏まえた上で、売却すべきかどうか慎重に検討していきましょう。

不動産を売却する人であれば誰しも不安を感じることでしょう。
また「少しでも高く売却したい」「できるだけ早く売却・現金化したい」などさまざまな考えもあると思います。

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