アパート売却のタイミングは?売却する際のベストタイミング

投稿者: suntrust1818 投稿日:

初めてアパートを売却する方であれば、売却の流れや費用、税金など気になることがさまざまあると思います。
不動産は売り出すタイミングによって価格が変動します。

今回は、売却を成功させるためにアパートを売却する際のベストタイミングについてしっかりと解説していきたいと思います。

ベストタイミングを知り、少しでもよい条件で売却することを目指しましょう。
アパート売却を検討している方はぜひ参考にしてください。

 

 

アパート売却のタイミング

アパートの売却の以下のベストタイミングは5つあります。

1.需要が高まる時期
2.築年数が10年前後のとき
3.売却益でローンを完済できそうなとき
4.税金の控除を受けられるとき
5.個人的な事情があるとき

 

 

1.需要が高まる時期

売却しやすい時期は、「新年度・新学期の準備時期(1〜3月)」「気候の良い時期(9〜11月)」となります。

新年度・新学期の時期は就職、転勤、入学、転校などにより通勤・通学しやすい所に引っ越す人が多くなります。

そのため、その時期の少し前の1月〜3月が購入を検討する人が増え、売却しやすい時期になります。
また、1月〜3月より少々劣りますが、人事異動があったり気候的にも引っ越ししやすいため9月〜11月も売却しやすいと言われています。

反対に、需要が少ない閑散期となる1月と8月はあまりおすすめしません。
需要が高まる時期に売却するようにしましょう。

 

 

2.築年数が10年前後のとき

築年数が浅い物件の方が人気な傾向はあります。
高い価格で売却したいのであれば、築年数が浅いうちに少しでも早く売ることが重要です。
それでは、築年数別に以下で詳しく説明します。

・築年数5年以下
築年数5年以下であれば、新築と大きく変わらないという印象になります。
設備劣化は起きていない物件が多いので、比較的買い手がつきやすく高く売りやすいです。

・築年数10年以上
比較的新しく、新築の物件や築年数5年以下の物件よりもリーズナブルな価格で購入できるため人気です。
築年数が15年ほど経っている場合、一度目の補修工事を行うところが多くなっています。
補修工事を行った後に売却をするようであれば、スムーズに買主を見つけることができるでしょう。

・築年数20年以上
築年数が20年を過ぎると、さまざまな設備が劣化してきます。
売却するのであれば、リフォームを行うなど工夫が必要です。
リフォームをしないようでしたら、買主が購入後にリフォームをしやすいように売却価格を下げて売却することをおすすめします。

・築年数30年以上
築年数が30年を超えた物件は、需要が低くなり価格も低くなります。
また、大規模な修繕工事が必要になります。

古いアパート売却については以下の記事で解説をしていますので、気になる方は是非ご参考ください。
古いアパートも売却可能!古いアパートの適切な売却方法とは?

3.売却益でローンを完済できそうなとき

現在所有しているアパートのローン返済が残っている場合、売却益でローン完済できるタイミングで売却するというのもおすすめです。

アパートを購入する際にローンを組む場合は、返済が滞ってしまったときのために抵当権を設定することが一般的です。
抵当権は、物件を担保にするという意味合いがあり、ローンを完済することで外すことができます。

売却益でローンを完済できるのであれば、抵当権を抹消できるので、アパートの引き渡しまで問題なく行えるでしょう。

 

 

4.税金の控除を受けられるとき

売却に有利な時期やタイミングで売りに出せば、減税などの恩恵が得られます。

・譲渡所得税
譲渡所得税とは、不動産を売却して利益が出た場合のみ納める税金のことをいいます。
譲渡所得税の金額は、アパートの所有期間が5年以内5年を超えた場合で税率が大きく異なります。

短期譲渡所得(所有期間が5年以内)・・・譲渡所得×39.63%(所得税30%+復興特別所得税0.63%+住民税9%)
長期譲渡所得(所有期間が5年を超える)・・・譲渡所得×20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)

所有期間が5年を超えた長期譲渡所得のほうが税率が低く、税金が安くなります。

・3,000万円の特別控除
3,000万円特別控除とは、所有年数に関係なく不動産(マイホーム)を売却した際の利益にかかる税金を減らすことができる特例のことをいいます。
譲渡所得から最大3,000万円を差し引くことができます。

住んでいる物件を売る場合は制限はなく、空き家であれば住まなくなってから3年目の12月31日までに売ることが適用条件になります。

 

 

5.個人的な事情があるとき

利益がでるかでないか関係なく、どうしても売らなければいけないタイミングもあることでしょう。
子供の誕生や成長に伴い、より広く部屋数の多い物件に住み替えを検討する方が多いです。
また、転勤や転職で通勤に時間がかかる場合は売却するタイミングです。

他にもスーパーや病院が近くになく不便であったり、老後のことを考えた場合など、よりよい暮らしをしたいと感じている時もタイミングの一つだと思います。

 

 

まとめ

アパートを売却する際のベストタイミングについて解説しました。
ベストタイミングを知ることで、良い条件でアパートを売却することができます。
売却がスムーズに進められるよう、この記事が少しでも参考になればと思います。

また、現在アパート売却を検討されていて、不動産売却に関連するお悩みや問題などをお持ちの場合はぜひサントラストにご相談下さい。

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