売却前に要チェック!売れやすいアパートの特徴とは?
アパートの売却を検討されている方は、自分が所有している物件が売れやすい物件なのか気になると思います。
価格や間取りなど、どのようなアパートが売れやすいと言えるのでしょうか。
今回は売れやすいアパートの物件の特徴をまとめてみました。
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アパートとはどんな建物?
はじめに、アパートとはどんな建物のことを指すのでしょうか。
アパートとはどんな建物?マンションとはどう違うの?
結論から言うと、アパートとマンションの区分については法的な規定はなく、違いもありません。
建物の調査に使用する登記簿謄本にも、建物の構造や階建て、面積などの記載はありますが、アパートやマンションなどの区分はされていません。
これらはあくまでも呼び方の一つであって、どのような条件の物件をそう呼ぶかは扱う側の都合によります。
一般的に、マンションは階数に制限がなく、アパートは2階から3階建て程度です。
マンションやアパートは以下の構造を指します。
・鉄筋コンクリート造(RC)
・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)
・軽量鉄骨造
また、2階建てまでの建物を「アパート」、3階建て以上を「マンション」とするなど、階数によって区別している場合もあります。
アパートとマンションの違いはほとんどないということが分かったところで、本題の売れやすいアパートの特徴をいくつか挙げてみました。
お持ちの物件はいくつ当てはまるでしょうか。
ぜひチェックしてみてください。
1.相場より価格が安い
買主は「なるべく低価格で希望に合う家を探したい」と考えています。
相場よりお手頃な価格だと問い合わせも入りやすいといえるでしょう。
なかなか売れないからといって値下げを繰り返すと、『何か売れない理由があるのではないか?』と思われてしまうので価格設定は大事です。
売主としてはなるべく高く売りたいところですが、不動産会社と相談して適正な売出価格を決めましょう。
アパート売却において、価格設定は特に大事なポイントになります。
売却を成功させるためには、信頼のできる不動産会社選びが必須です。
不動産会社選びについては過去記事で紹介していますので、売却を考えている方は是非参考にしてください。
→「信頼できる不動産会社に依頼したい!不動産会社の選び方とは」
2.周辺環境や立地がよい、ブランド力が高いエリア
売れる物件は、とにかく立地が良い傾向にあります。
立地の良い物件とは駅までの距離が短いということもありますが、
その他にも都市部までのアクセスの良さや、1か所だけでなく、広範囲へのアクセスの良さなど様々な点が考慮されます。
東京都内の物件の場合、需要の高いエリアへのアクセスということを考えると、同じ東京の都心へのアクセスが良いほど売れやすくなります。
逆に地方の郊外都市へのアクセスが良くても大きなアピールポイントにはなりません。
閑静な住宅街や大規模開発された分譲地などは、住宅地として非常に魅力的です。
都市部へのアクセスが良くない場合でも、物件の周辺に商業施設から医療施設までそろっているようであれば、むやみに出歩く必要がないので、むしろ便利と言えるでしょう。
このように、周辺の生活環境の評価が高い物件も売れやすい傾向にあります。
特に子ども連れの世帯に対しては、どの学区になるかというのも重要なポイントになります。
3.駅から徒歩圏内など交通の利便性がよい
複数の鉄道路線が利用できたり、駅から歩ける距離であったりと利便性の高い物件も人気です。
通勤・通学のしやすさは日々の生活に直結する要素なので、最寄駅に急行が停車するといった情報もプラス要素になります。
さらに、急行が停車する駅は比較的に商業施設も集まっていることも多く魅力の1つです。
4.日当たりや眺めがいい
数値には表れにくい日当たりや眺望の良さも物件の売りやすさに大きく影響します。
南向きが一番人気ではありますが、風通しの良い南西・南東向きなど、他の方角でも日差しが入ればアピールポイントになります。
5.築浅物件、築年数のわりにきれい
どんなにアクセスの良い立地でも、築年数が古いと売れ残る可能性は高くなります。
築15~20年くらいの物件を売るケースが多いですが、ポータルサイトで検索数が多いのは築年数が10年以内の物件です。
そのため、築10年以内で売ったほうが売れやすいといえますが、築10年以上でも適時メンテナンスをしている場合は売れやすくなります。
築年数が古いと売れ残る可能性が高く、築年数が10年以内または10年以上の物件が売れやすいことが分かったかと思います。
ここで「築年数が古い物件は売れないの?」と思われた方もいるかと思います。
築年数が古いアパートでも売却することは可能です。
古いアパートの売却については過去の記事で解説をしていますので、気になる方は是非ご覧ください。
→「古いアパートも売却可能!古いアパートの適切な売却方法とは?」
6.シンプルな間取りやデザイン
分譲住宅の広告に出ているような一般的な間取りタイプの物件が売れやすいといえます。
家族で住むことができるいわゆるファミリータイプが比較的売れやすいです。
反対に、間取りが個性的な物件は本当に欲しい人しか購入しないため、売れにくい傾向にあります。
7.大手メーカーによる建築
大手の住宅メーカーが建築した物件は、建物の仕様やアフターサービス面で信頼度が高くなります。
できれば売却後のアフターフォローがどうなるかを事前に確認しておき、買主に伝えてあげると好印象でしょう。
8.駐車場がある、車が出し入れしやすい道路幅
駅からの距離にもよりますが、お子様がいる家族など車を所有している人が居住する場合は、駐車スペースが必須と考える方も多いようです。
1台もしくは立地によっては2台以上置けるとアピールポイントになるでしょう。
また、建物前の道路が広いほうが車の出し入れもしやすくなります。
道路と接している幅が何メートルなのか、近隣との境界線は明確になっているかなど買主にアピールできるポイントがあるとなお良いでしょう。
まとめ
今回は売れやすいアパートの特徴をまとめてみました。
お持ちの物件はいくつ当てはまりましたか?
以下、今回紹介したポイントは、あくまでも売れやすいというだけで、当てはまらないから売れないというわけではありません。
・アパートとマンションに違いはほとんどない
・価格や立地など買主が希望するポイントを抑えたアパートが売れやすい
・売却前に不動産会社に相談するのがおすすめ!
株式会社サントラストはアパート売却に強い不動産会社です。
売却前に一度、弊社までご相談ください。